技術書同人誌博覧会 2024/05/12に参加して
技術書同人誌博覧会(技書博)は初めて参加したのですが、本当に楽しかったです。
最初はどうやって本を買ったら良いのだろうと少し緊張していたのですが、サークルの皆さんが優しく声をかけてくれて本を手に取るのを勧めてくれたり、どういった内容なのかを説明してくれたりして、とても楽しい時間になりました。
サークルは幅広い分野のもがありました。
実務に直結しそうなものから、ディープな世界のものまで様々な分野のサークルがありました。
電車のモーター、公衆電話の種類と歴史、分子構造のモデリング、etc…
そんな技書博で手に入れた本について、感想を書いてゆきたいと思います。
技書博、色んな本やサークルがあって楽しいー#技書博 pic.twitter.com/Ebs127DCmE
— sanno@Webエンジニア (@3no3_tw) May 12, 2024
本日の戦利品です
— sanno@Webエンジニア (@3no3_tw) May 12, 2024
大切に読ませていただきます!#技書博 pic.twitter.com/HpSBCck3R3
本を読んだ感想
公式ガイドブック
手触りが良い!
第一の感想が内容ではないのかと突っ込まれそうですが、装丁がサラサラした紙で手触りが良いです。
もちろん内容も面白かったです。
今回、技書博にサークルで参加された皆さんの赤裸々な感想が載っていて、色々な思いがあるだなと楽しく読ませていただきました。
締め切りがギリギリすぎて気が狂いそうになっていた。ボロボロになりながら無理やり完成 させて満身創痍のような状態だったが、実際に作った本を手に取ったときはとても達成感が あってやってみて良かったと思えた。
という感想に失礼ながらクスっとしてしまったと同時に、そうやって完成された本を読ませていただいてありがたいという気持ちになりました。
まず知っとくデータベースの情報セキュリティ
データベースの情報セキュリティに関してとても分かりやすい内容でした!
機密性、完全性、可用性、真正性、責任追跡性、否認防止、信頼性の情報セキュリティの考え方を軸に具体的にどうするのかということが論じられて、とても分かりやすい内容でした。
脚注にクスっとしてしまい、とても面白かったです。
htmxで学ぶWeb技術
htmxを使いながら、HTML、CSS、HTTP、DOMといったWeb開発するために必須の知識を学ぶことができる良い内容でした!
htmxを使うことで、ちょっとした画面の動作を確認したりデモしたりといったことを手軽にできそうだなと思いました。
htmxをもっと学びたいなと思わせてくれる本でした。
雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本
OAuthについてとても分かりやすい内容でした!
シーケンス図を使って解説してくれているので、OAuthの認可の流れがイメージしやすかったです。
また、最後にGoogleのPhotos Library APIを使った実践があり、OAuthの具体も分かって、理解が深まりました。
OAuthを雰囲気で使っているエンジニアからレベルアップしました。笑
OAuth、OAuth認証、OpenID Connectの違いを整理して、理解できる本
恥ずかしながら、OpenID Connectを知らずにこの本を手に取ったのですが、OpenID ConnectとOAuthの関係について理解することができました!
なんとなくでOAuth認証という言葉を使っていましたが、OpenID ConnectのことをOAuth認証と言ってしまっていたなと反省しました。
「雰囲気でOAuth2.0を使っているエンジニアがOAuth2.0を整理して、手を動かしながら学べる本」を読んだ上でこの本を読むことで、より理解が進むと思います。
積み基盤を作らないための電子工作入門
積み基盤は1つあります…
積み基盤を持っている人なら誰でも惹かれてしまいそうなタイトルで、この本を読むことで積み基盤を活用させようというモチベーションを高めてくれる内容でした!
ソフトウェア開発のノウハウを基盤を使った開発にも適用しようだったり、自分も作ってみたいと思わせてくれる作品例の紹介だったりと、色々な面でモチベーションを高めてくれました。
これを機に積み基盤を使って何か作りたいなと思いました。
Officeはそうやって使うもんじゃねぇからっ!?
ネタとして面白いだけでなく、Officeにそういう機能もあるのだとためにもなる内容でした!
コイルの巻き数を数えてしまったり、ゲームを作ってしまったりと業務ソフトの域を超えた使い方をしている例があって、とても面白かったです。
Officeソフトを使う機会は多くはないのですが、Officeを使う時は用法用量を守って正しく使いたいと思いました。
ゆめみ大技林 ’24
色々なテーマを取り扱った寄稿方式で、興味深いテーマがたくさんありました!
特に”feedit-feedbackの哲学”の投稿は、フィードバックとやり方について言語化されていて目から鱗でした。
フィードバックのやり方を雰囲気で理解していたものが、言語化されていてとても納得感のある理解に繋がりました。
何より、この本は無料でいただけてしまったのが驚きでした。
LT秘伝の書
LTに挑戦するための色々なノウハウが詰まっている内容でした!
LTを行うためのマインド、LTのテクニック、LTをするメリット、LTイベントの運営に参加しよう、といった多角的な視点でLTのノウハウを知ることができました。
LTをやれそうな気になってきますね。
ワンストップ!カンファレンスの楽しみ方
カンファレンスの参加は楽しいものだと感じさせてくれる本でした!
カンファレンスに参加する時の心持ちやカンファレンス後の懇親会を楽しむためのノウハウなどが詰まっていて、カンファレンスへ参加するのに迷っている人におすすめしたい本です。
カンファレンスに参加した時のアウトプットはやっていきたいなと思いました。
バイナリ生物学入門
計算機科学と生物学を融合させた面白い内容でした!
バイナリ生物学は、代謝/運動/成長/増殖/増殖といった生物学の概念をバイナリ実行に落とし込んでいるとても興味深い内容でした。
私自身、生物学のバックグラウンドがあったりするのですが、計算機科学に生物学の概念を取り込むアイディアにとてもテンションが上がりました。
ニッチだけれど刺さる人にはとことん刺さるような本に出会えるのも技術書博覧会の魅力ですね。
終わりに
技術書博覧会で交流してくださった皆さん、素敵な本を執筆してくださった皆さん、本当にありがとうございました!
交流や本を通して刺激をたくさんもらえました。
また、技術書博覧会の運営スタッフの皆さん、素敵なイベントを主催していただいてありがとうございました!
次のイベントの告知もあり、ぜひ参加したいなと思います。
【⚓超重要告知⚓】#技書博 11の開催が決定!
— 技術書同人誌博覧会(技書博) (@gishohaku) January 29, 2024
2025年(打ち間違いではない)の技術同人誌初めは技書博から!
日時:2025年1月25日(土)
場所:横浜産貿ホール マリネリア(https://t.co/K19FDbRGGy)
にて開催する事となりました!
技書博10も近いですが、楽しみが増えましたね!
以上、技術書同人誌博覧会 2024/05/12の参加レポートでした。
ここまで記事を見ていただいて、ありがとうございました!!
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